えっくすじゃ〜に〜「Nutanixはじめました」

こちらは、商用版Nutanixについて調べたことや感じたことをメモったり長々とつぶやいたブログです。あくまでも個人の見解であり、正確性を保証するものではございません。参考程度にご覧ください。

Veeamユーザーに贈るESXiからAHVへのお引越し

師走ですね。久しぶりの投稿がアドベントカレンダー2023での担当日と重なりました。 adventar.org 私ごとですが先日、大変ありがたいことにNutanix Technology Champion 2024のアワードをNutanixさんから頂戴しました。 今年はコロナやら家庭やらも落ち着い…

Prism Central配下には1つ以上のNutanixクラスターが必要

最近、Prism Central関連の検証に注目しています。 これまでは従来の仮想化基盤の管理をPrism Elemet側で行い、Prsim Centralは監視やセキュリティ機能を提供するオプション的な位置づけでしたが、最近は仮想化基盤の管理もPrism Centralがないと設定できな…

Nutanix AHV(商用環境)上にNutanix CE 2.0を構築してみる

Nutanix商用環境しか触らないと心の中で宣言していたワタシですが、Community Edition(CE)が当時よりだいぶ進化して、構築しやくなったり、商用環境と絡めてちょっとした検証に役立つかもと考えまして、Nutanix CE 2.0を構築してみました。 CE専用機として…

新たにリリースされたpc.2022.9の互換性に注意!現時点ではAOS 6.6専用!

本記事は、2023年2月9日時点の情報です。情報は日々アップデートしますので記事内のURLリンクなどから最新情報をご確認ください。 2023年1月23日にリリースされたPrism Centralの最新バージョンpc.2022.9ですが、これまでの扱いとは少し異なるようなので、Nu…

Nutanix導入日記①はじめに。旧環境に思いを馳せながら次期環境への期待に胸を膨らますワタシ

2022年も終わりが近づいてきました。 普段からNutanixの拡販業務に携わっている私ですが、最近は自分たちが使用するNutanix検証環境の刷新なんかを片手間でやっています。 今年は半導体供給量の不足がもろに影響した1年でして、今回購入した機材も夏前に発注…

事前にFoundationしていた場合のクラスタ拡張の流れ(AOS 6.5)

検証環境のリソースが足りなくなってきたなぁと思ったら、いつぞや自分でノード削除したまま戻し忘れていたことを思い出しました。 AOS 6.0代以降からクラスタ拡張画面がほんの少し変わっているので、メモしておきます。 タイトルがAOS 6.5なのは、6.0は新機…

Nutanix LCMに必要なLCMバンドルファイルの取得先リンク備忘録

LCM

インターネット接続できない環境下におけるLCMで少々面倒なのが、アップデート対象のコンポーネントファイルを自身でアップロードしなければならない点です。 ファイルが1つ、2つ程度なら必要な時にダウンロード→アップロードで済む話ですが、Nutanix LCMの…

Nutanix LCM用Webサーバーの構築【Windows編】

お使いのNutanix環境がインターネット(具体的にはNutanixポータル)にアクセスできない場合のWebサーバー構築手順について、前回Linux版の記事を投稿したので、おまけにWindows編も投稿します。 前回のLinux編はコチラ x-journey.hatenablog.com Linux編で…

Nutanix LCM用Webサーバーの構築【Linux編】

LCM

どうしてもインターネットにアクセスできない環境下で、Nutanixを最新の状態に保つためには、社内にLCM用のWebサーバーを別途構築する必要があります。 今回、サポートで提供する手順をもとに実際に構築して動かすところまでを手順化しました。 手順の前に、…

Nutanix AHV上にWindows 11 仮想マシンを作成する

Nutanix AHVも最新バージョンでようやくWindows 11の起動に対応したため、実際に作成しました。 現状では、PrismのGUIだけでなく、一部コマンド実行などが必要となります。 毎回作成の度に調べるのも大変だと思うので、こちらにメモします。 Nutanix環境要件…

(202203版)CVMのvCPU/メモリ要件について

以前、CVMのvCPU/メモリサイズについて投稿したことがありましたが、リソースの考え方は変わっていないか、新たなドキュメントが出ていないか、メモがてらまとめます。 x-journey.hatenablog.com Field Installation Guideを確認する 基本的な考え方は前回…

CVMやPrism Centralのhomeディレクトリ配下の容量を減らしたいとき

こちらは、Nutanix Advent Calendar 2021において、私が担当した12/4分の記事となります。 https://adventar.org/calendars/6154 今回のテーマ Nutanixを長いこと運用しているといつかは(わりと早々に?)ぶつかる、CVMやPrism Centralのhomeディレクトリの…

Red Hatサポート目線でのRed Hat Enterprise Linux(RHEL)on Nutanix AHVの注意点

先日、ようやくRed Hat社によるNutanix AHVがサポートされました。 これにより、Nutanix AHV上でRed Hat Enterprise Linux(RHEL)を起動されることがRed Hat社からもサポートされるようになりました。 Nutanix社からは以前よりサポートされていました。AHV…

Prism Centralで「non-Nutanix」環境を監視してみる

Prsim Centralの監視機能が強化され、Nutanix基盤ではないvSphere環境もPrism Centralで監視できるようになっています。 監視手順や、画面を確認しましたのでご紹介します。 ただし、本機能を利用するためにはPrismの上位エディションである、Prsim Proが必…

Files 4.0で搭載された新UI「Files Console」とは?

Files 4.0のリリースノートに記載のある、Files Consoleとはどういうったものなのか、確認できたことをお知らせします。 Files Cosoleは、Filesバージョン4.0で搭載されたFilesを管理する新しいユーザーインターフェースです。 Files 4.0のリリースノートに…

イメージサービス登録時のImage Source URLに127.0.0.1(ループバックアドレス)が使用できなくなっていた

AHVのイメージサービスにおいて、ストレージコンテナに格納してあるファイルをアップロードする際にURL形式で指定しますが、その時のホスト部分についてはこれまで127.0.0.1(ループバックアドレス)が使えていたはずなのですが、先日行ったところ以下のような…

Prism Central 3ノード構成でPrism Centralをアップグレードしたらどうなるのかやってみた

3ノード構成にしたPrsim CentralをLCMを操作してアップグレードを行いました。 1ノード構成だった時は、Prism Centralのバージョンを上げている最中はサービスが止まり、Webブラウザからもログインできなくなるため、成功するのか失敗してしまうのか、Webブ…

AOS 6.0.1でサポートされた RF1 (データの非冗長化)を試してみよう~設定編~

AOS 6.0.1 から追加された新機能 RF1 (Replication Factor 1) を有効化してみました。 その際に取得した画面キャプチャを貼り付けましたので、本記事をご覧になることで、RF1 ストレージコンテナ作成のイメージを掴むことができると思います。 RF1のアーキテ…

AOS 6.0.1でサポートされた RF1 (データの非冗長化)とは?

AOS 6.0.1でサポートされたRF1について調べたので忘れないうちに記録します。

Prism Centralを3ノード構成でデプロイする

Prism Centralを3ノード構成で作成してみましたので、セットアップの雰囲気について説明します。

Foundation VM-5.0.4にIPアドレスを設定する

Foundation VMのバージョン5.0あたりからCent OSのバージョンが上がったり、デスクトップまわりのアイコンが一新されたためメモとして残します。

Nutanix 現行モデルを確認するには

Nutanixには、Nutanix社から提供されるNXモデルの他にも、国内外のハードウェアベンダーによるNutanixアプライアンスモデル(Nutanix専用モデル)提供されている。 それら最新の情報を各社のページを探すまでもなく、こちらのサイトを確認することで大まかな…

Nutanixクラスター追加前のAHVホストにブリッジを追加する

本記事では、Nutanix AHV環境で仮想スイッチを追加して運用している既存クラスターへのノード追加方法について紹介します。 AHV環境の既存クラスターにExpand Clusterでノードを追加しようとしたら、"Failure in pre expand-cluster tests. Errors: Host net…

Nutanix Global .NEXT Digital Experience 2021 Day2 Opening Keynote 備忘録

日本時間 9/23(木)AM1:00、Nutanix .NEXT 2021 Day2 Keynoteが行われました。 昨日、CEOが登壇したDay1では、経営層へのメッセージアウト的な内容が主でしたが、Day2では昨年と同様に製品アップデートが中心となります。 今回もリアルタイムで視聴できました…

Prismのログイン画面をカスタマイズしてクラスター毎に見分ける

Nutanixにはノードを追加してクラスターのリソースを拡張していくことができますが、あえて統合せずにクラスターを分けるケースもあると思います。 例えば、 ・東京と大阪のデータセンターにそれぞれ設置したい(物理的要因) ・管理系のシステムとVDIのワー…

Nutanix Test Driveに「File Analytics」機能が追加されたらしいのでやってみた

先日、Nutanix Test Driveで「File Analytics」が使えるようになったと聞いたのですが、File Analyticsの画面に行き着くまでに少々コツがいるみたいでして、こちらにメモを残しました。

Prism Element の「admin」ユーザーのパスワード有効期限を延ばす方法

Prism Elementへログインする際、「admin」ユーザーのパスワード有効期限がセキュリティ強化により、いつからかデフォルト60日に短くなった模様です。 以前は99999日でしたので、273年間はパスワードを変える必要がなかったのですが、、(笑) こ…

困った時のタスクを中断する方法

先日、PrismのNCCアップグレードを実行したところ、実行中のタスクが途中で止まってしまいました。 画面上はエラーも出ておらず、実行中というステータスのためキャンセルもできない。そんな時、Nutanixコミュニティで見つけた情報を試しにやってみたらタス…

Nutanixのデフォルト パスワードについて

商用版 Nutanixでは、Nutanixが提供するFoundationというツールを使ってハイパーバイザーのインストールおよびCVMのデプロイにより、クラスター化までを自動で行ってくれます。その際、管理ユーザーIDのパスワードについては決め打ちで登録されます。 メーカ…

(201912版)CVMのvCPUコア/メモリ要件について

※本記事はNutanix Advent Calendar 2019の24日目として書きました。 adventar.org以前、AOS 5.11でのACROPOLIS ADVANCED ADMINISTRATION GUIDEを基にしたCVMメモリサイズに関する記事を投稿しました。 x-journey.hatenablog.com実はこの考え方が最近また少し…