えっくすじゃ〜に〜「Nutanixはじめました」

こちらは、商用版Nutanixについて調べたことや感じたことをメモったり長々とつぶやいたブログです。あくまでも個人の見解であり、正確性を保証するものではございません。参考程度にご覧ください。

Nutanix導入日記①はじめに。旧環境に思いを馳せながら次期環境への期待に胸を膨らますワタシ

2022年も終わりが近づいてきました。

普段からNutanixの拡販業務に携わっている私ですが、最近は自分たちが使用するNutanix検証環境の刷新なんかを片手間でやっています。

今年は半導体供給量の不足がもろに影響した1年でして、今回購入した機材も夏前に発注してようやく最近届いたといった具合になります。納期に関してはベンダーの各社によるパーツの調整や代替えなどにより、少しずつ回復してきた印象ではありますが、以前のような「発注後1ヶ月で出荷目安」なんて頃に早く戻るといいなと願う今日このごろです。

今回、自分が使用するNutanix環境を設計から構築した際に感じたことやこだわったことを日記として書いてみようと思いました。(誰得な内容かもしれませんが…)

「日記」とタイトルにありますが、この作業を毎日やっているわけではないので、ある程度まとめて何回かに分けて投稿したいと思います。

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事前にFoundationしていた場合のクラスタ拡張の流れ(AOS 6.5)

検証環境のリソースが足りなくなってきたなぁと思ったら、いつぞや自分でノード削除したまま戻し忘れていたことを思い出しました。

AOS 6.0代以降からクラスタ拡張画面がほんの少し変わっているので、メモしておきます。

タイトルがAOS 6.5なのは、6.0は新機能をいち早く提供するSTS(Short Term Support)なのに対し、6.5は本番環境などで一般的に使用されるLTS(Long Term Support)なので利用者の多いバージョンとしています。

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Nutanix LCMに必要なLCMバンドルファイルの取得先リンク備忘録

インターネット接続できない環境下におけるLCMで少々面倒なのが、アップデート対象のコンポーネントファイルを自身でアップロードしなければならない点です。

ファイルが1つ、2つ程度なら必要な時にダウンロード→アップロードで済む話ですが、Nutanix LCMの対象はAOS/AHV以外にLCMそのものやNCCファームウェアなどがあり、それらをサポートポータルから必要なファイルだけを抜き出し、Nutanix環境を最新に保つのは大変だなという印象です。

できることなら、Nutanixポータルへの直接接続により、最新のインベントリを自動取得し、必要に応じてワンクリックかつシステム無停止でアップデートする運用がNutanixの醍醐味ですし、是非そうしてほしい今日この頃ではあります。

とは言え、どうしてもインターネット接続の厳しい環境が世の中に存在することも理解はしています。

本記事では、LCMバンドルファイルをコンポーネントごとの取得先URLを備忘録として残しましたので、今後の参考となれば幸いです。

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Nutanix LCM用Webサーバーの構築【Windows編】

お使いのNutanix環境がインターネット(具体的にはNutanixポータル)にアクセスできない場合のWebサーバー構築手順について、前回Linux版の記事を投稿したので、おまけにWindows編も投稿します。

前回のLinux編はコチラ

x-journey.hatenablog.com

Linux編でも申し上げましたが、LCM用Webサーバーを用いてアップデートする運用はちょっと大変なので、運用操作の観点では従来の直接接続する方法を強くおすすめしたいです。どうしてもインターネットに出られない環境でのみご使用ください。

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Nutanix LCM用Webサーバーの構築【Linux編】

どうしてもインターネットにアクセスできない環境下で、Nutanixを最新の状態に保つためには、社内にLCM用のWebサーバーを別途構築する必要があります。

今回、サポートで提供する手順をもとに実際に構築して動かすところまでを手順化しました。

手順の前に、LCM用Webサーバーを構築して使ってみた感想…

従来のNutanixポータルサイトを参照と繋いでアップデートする方法と比べると運用の負担はだいぶ増えそうです。外部と通信する際にプロキシサーバーを指定することもできますので、運用操作の観点では従来の直接接続する方法を強くおすすめしたいです。

それはなぜかというと、このWebサーバーもまたNutanixポータルサイトと通信するわけではありませので、仮に管理者がAOSのアップグレードをしたい場合、AOSがバンドルされたファイルを手動でWebサーバーにアップロードする必要があるためです。

コンポーネントはAOS以外にも多く存在するため、これらを毎回ダウンロード→解凍→アップロードするのは管理者の負担を上げてしまいますので、どうしてもインターネットに出られない環境でのみご使用ください。

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Nutanix AHV上にWindows 11 仮想マシンを作成する

Nutanix AHVも最新バージョンでようやくWindows 11の起動に対応したため、実際に作成しました。

現状では、PrismのGUIだけでなく、一部コマンド実行などが必要となります。

毎回作成の度に調べるのも大変だと思うので、こちらにメモします。

  • Nutanix環境要件
  • Windows 11 システム要件
  • 実際にやってみた
    • Nutanix環境情報の確認
    • メディアのダウンロード
    • 仮想マシンの作成
      • CPUとメモリ
      • Boot モード
      • Disk
      • NIC
    • vTPM 有効化
    • OSインストール
      • メディアブート
      • Windows セットアップウィザード
      • Windows 11ウィザード
  • 留意事項
  • 参考ドキュメント
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(202203版)CVMのvCPU/メモリ要件について

以前、CVMのvCPU/メモリサイズについて投稿したことがありましたが、リソースの考え方は変わっていないか、新たなドキュメントが出ていないか、メモがてらまとめます。

x-journey.hatenablog.com

Field Installation Guideを確認する

基本的な考え方は前回と変わっていませんでした。

Nutanixでは、Foundationというインストールツールを用いて初期セットアップを行いますが、CVMのリソース初期値はFoundationによってCVMが作られた時の値となります。

Foundationの手順書となる「Field Installation Guide」内のCVM vCPU and vRAM Allocationという章にて、割り当てられるリソースの詳細が語られています。

https://portal.nutanix.com/page/documents/details?targetId=Field-Installation-Guide-v5_1:fie-cvm-cpu-allocation.html

CVMのvCPU要件について所感

  • 初期セットアップ時に自動設定
  • サーバーの物理CPUコア数により変動する
  • 一般的と言える範囲内のサーバー構成では、1CPUのコア数がvCPUのコア数となる(最大12vCPU)
  • AMDプロセッサー搭載サーバーの場合、世代によりコア数が決まる

CVM NUMA node とは

The number of vCPUs are set to the number of physical cores in the CVM NUMA node. CVM NUMA is the NUMA node that is connected to the SSD storage controller. The minimum or maximum values are as follows:

CVMに割り当てられるvCPU数は、CVM NUMAノードの物理コア数、または表にある最小もしくは最大の値が設定されるとのことです。

"CVM NUMA node"は、CVMのディスク領域として用いるSSDSCSIコントローラーが使用するNUMA nodeのことを指す模様。

dense(高密度)の場合はメモリ要件UP↑

dense(高密度)とは、ノードあたりに搭載したディスク容量が非常に多い構成を指します。

1ノードに搭載されたHDDの合計容量(オールフラッシュ構成の場合はSSDの合計容量)が80TBを超える場合はdenseとみなされ、メモリ要件が増えます。

以下のKBに指標があり、これはNCCでチェックされ、Prismでアラートされます。

ストレージ機能利用によるメモリ増設要件

先ほどまではハードウェア構成によってCVMのメモリ要件が変わることを伝えましたが、この他にもNutanixのストレージ機能を有効化する場合にメモリを増設する必要があります。この要件は、Prsimのドキュメントに記載があり、ハードウェアに必要な要件にさらに追加するものと考えられます。

AOSアップグレードによるCVMメモリ増設要件は無くなった?

こちらは最近気になっているのですが、

以前のドキュメントには「AOSアップグレード時にCVMメモリサイズが32GB満たない場合に4GBずつ増設する」といった記述があったと思いますが、最近は見当たりません。以前はAOSアップグレードする際に4GB増やさないとアップグレードさせてもらえなかったのですが、今は無くなったのかもしれません。

CVMのメモリ要件について所感

  • 初期セットアップ時に自動もしくは手動で設定
  • 一般的と言える範囲内のサーバー構成では、20GBが自動設定される
  • CVMのメモリサイズをケチってしまうとパフォーマンスに直結してしまうため、Nutanix Sizerによるサイジング結果程度にはメモリを増やしておいたほうが良い(だいたい32GB)

 

以上、CVMのvCPU/メモリ要件まとめ 202203版 でした。