新たにリリースされたpc.2022.9の互換性に注意！現時点ではAOS 6.6専用！

本記事は、2023年2月9日時点の情報です。情報は日々アップデートしますので記事内のURLリンクなどから最新情報をご確認ください。

2023年1月23日にリリースされたPrism Centralの最新バージョンpc.2022.9ですが、これまでの扱いとは少し異なるようなので、Nutanix Japan SREからの回答も含め共有します。

結論からお伝えすると、

です。

詳細については以下のとおりです。

これまでPrism Centralのライフサイクルには、AOSのLTSといった長期間サポートされるバージョンが無いため、基本的には最新バージョンがリリースされたら頃合いを見てLCMからアップグレードしていました。

今回もサポートポータルから互換性を確認する限り、AOS 5.20.x、6.5.xはサポートされているように見受けます。しかし、、、

Compatibility adn Interoperability Matrix

AOS 6.5.2のPrismからPrism Centralバージョンpc.2022.9のデプロイを試みたところ、以下の画面のとおり、非互換のメッセージがでました。

デプロイ時にアップロードしたjsonファイルの中を見ると、AOS 5.20.xがないどころかAOS 6.5.xに関してもリリースされていないナンバーばかり。。

GUI上で非互換となる理由はわかりました。ただ、Supporta PortalではCompatibleと出ています。正しいのはどちらでしょう？

pc.2022.6.xのサポート期限もあるので、Nutanixサポートに問い合わせてみました。

サポートポータルの表示が誤りとのことで、pc.2022.9では現在リリースされるAOS 5.20.xおよびAOS 6.5.xは非サポートとのことでした。

そのため、AOS 6.6を使用する環境でなければpc.2022.9をデプロイする必要はありません。

サポートポータル側の情報が修正されるか、今後リリースされるであろう、pc.2022.9のアップデートバージョンでAOS 5.20.xやAOS 6.5.xもサポートされるのかは見守りたいと思います。

こういった事情もあってか、pc.2022.6のサポート期間が延長されていることも併せて教えてくださいました。Thanks!

以下の画像のとおり、メンテナンス期間が4ヶ月延長され2023年7月まで、EOLは7ヶ月延長され2024年1月までとなっていました。

そのため、もうしばらくpc.2022.6.xをお使いいただくことが可能となります。

今となって思えばですが、今回のpc.2022.9はリリースされた時点からいつもと違うポイントがありました。

バイナリの取得では、通常掲載されるダウンロードページにはなく、以下のKB内でバイナリが提供されていたり、提供されるバイナリの形態もいつもより少なかったりしました。

Upgrading Prism Central to 2022.9

pc.2022.9の互換性について共有させていただきました。

雰囲気的にはAOS 6.6 & pc.2022.9の環境で使用できる新機能を特定ユーザーに提供するために取り急ぎリリースしたバージョンという気がします。（あくまで個人の感想です。）

何にせよ、サポートに問い合わせからすぐに的確な回答＋補足情報もしてくれたNutanix Japan SREの方には感謝です！

↓一応、緊急度は低で出したのですが、反応めちゃ早くて助かりました。

本記事は以上です！

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