えっくすじゃ〜に〜「Nutanixはじめました」

こちらは、商用版Nutanixについて調べたことや感じたことをメモったり長々とつぶやいたブログです。あくまでも個人の見解であり、正確性を保証するものではございません。参考程度にご覧ください。

Prism Element の「admin」ユーザーのパスワード有効期限を延ばす方法

Prism Elementへログインする際、「admin」ユーザーのパスワード有効期限がセキュリティ強化により、いつからかデフォルト60日に短くなった模様です。
以前は99999日でしたので、273年間はパスワードを変える必要がなかったのですが、、(笑)
これからNutanixを導入する際はKBの案内に従って有効期限を予め延ばしておくことが可能です。
※既存環境のAOSをアップグレードした場合、設定が変わるかどうかは未確認です。
※Prism Centralの「admin」ユーザーは現時点では99999日のままでしたが、ここもいづれ変わるかもしれません。

Nutanix社 KB

Modify Prism admin and console user password expire days
https://portal.nutanix.com/kb/4676

参考手順

1. CVMにSSHログイン

SSHクライアントにて、CVMのいづれかに「nutanix」ユーザーでログインします。

2.有効期限の確認

コマンド「sudo chage -l admin」を実行します。
※sudoを付け忘れにご注意
▼「admin」ユーザーのパスワード有効期限が60日であることがわかります。
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3.有効期限を99999日に変更

コマンド「sudo chage -I -1 -m 0 -M 99999 -E -1 admin」を実行します。
※99999を任意の日数に変更することが可能です。

▼有効期限が99999日に変わったことが確認できます。
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以上です。